監督 ： 日浅　宏　　　（岡山県ボート協会施設長）

　　

社会人ヘッドコーチ ： 石井　智祥

　　

部長 ： 竹下　祐二　　　（岡山大学環境理工学部教授）

　　

　　

部長挨拶

　ボート競技は日本の中学校や高校ではあまり普及していないスポーツであるため、一部の私立大学ボート部を除いて、ほとんどの大学のボート部員は初心者です。言い換えれば，ボート競技は「素人からはじめても日本一になれる」スポーツでしょう。岡山大学漕艇部は平成16年第31回全日本大学選手権競漕大会(インカレ) において、男子舵手付きフォアの部で優勝しました。

　ボートを漕ぐためには全身の筋力を必要とします。それは運動生理学的に高く評価されている有酸素運動であり、 「Science」と「Technology」が凝縮されています。 ボート競技は舵手、漕手、マネージャが一体となって艇を進める団体スポーツです。 そのため、一人では困難なことが複数のメンバーと力を合わせることで達成される 充実感や感動があります。 また、自然環境（河川や湖畔）に恵まれたボートコースでのトレーニングと ボート艇庫で寝食を共にすることによる家庭的な雰囲気は、 大学のボート部でしか味わうことのできないキャンパスライフです。

　岡山大学漕艇部は平成21年に創部60周年を迎えました。 いままでに数多くの優秀な人材を各界に輩出している歴史と伝統のあるクラブです。 岡山大学漕艇部の運営体制は試行錯誤的ながら年々改善され、 漕艇技術も向上していくことでしょう。岡山大学漕艇部における60年の歳月は、 きっとこれからの60年のためにあるのだと確信しております。